Interview with professionals – ラスベガスで最も忙しい男 フロリアン・コーラー

FlorianKohler

トリックショットショーを行う中で、最も好きなこと、また恐れていることは何ですか?

ショーをやるのは本当に大好きです!長年トリックショットをやってきましたから、正直それほど恐れることはありませんし、自分の感情をコントロールできているとわかっています。

しかし台のコンディションの問題は常に付きまといます。良いコンディションの台かそうでないかは全くわかりませんし、ショー全体が2つ以上の的玉をポケットするスキルショットで構成されている以上、良くないコンディションの台には非常に影響を受けます。

一方で、私が本当に好きなのは観客の皆さんが参加することです。あらゆる年齢、バックグラウンドを持つ方々がショーの一部分になるのです。最高難度のマッセショットを成功させた時の、それを目の当たりにしたプレイヤーの表情といったら!何事にも変えられないものですね。

あなたのプレースタイルを変えたような、特に衝撃的だった出来事を思い出せますか?

3クッション、アーティスティックビリヤードに出会ったときだと思います。それ以降、ショットの発想面からストロークの技術面にいたるまで、それらの種目から着想を得ることが最も多いですね。

FlorianKohler

最も誇りに思っている瞬間、逆にそうでない瞬間を思い出せますか?

おそらくまずは、動画の視聴回数が100万回に到達したことでしょう。それはヨーロッパチームとして出場した、初めての「World Cup Of Trickshots」での優勝を決める一打を収めた動画で、検索結果でも上位に出てきます。でも本当に誇らしいのは、今年になって視聴数が10億回に到達したことですね。これにより視野が全く変わりました、本当に!

誇りでない瞬間ですか?ミスショットをして、モデルに当ててしまったときでしょうね。それに、壁や窓などを壊してしまったときは弁償しないといけませんから。

プレーにおいて最も好きな場面はどんなときですか?(素晴らしいショーや旅行、賞、もしくはそのようなことなど)

テレビでのショーで勝ったことから、ギネスレコードを達成したときに至るまで、数えきれないほど素晴らしい場面やショーがあって、選ぶのはとても難しいですね。

最近のことになりますが、コロンビアでテレビショーをやったときの話です。ボゴタのビリヤード場でちょうど同じ日の夜に、ビリヤード台を新しく設置した人たちがショーで呼んでくれました。ほとんど告知していなかったのですが、150人も観客として来てくれました。そのことは非常に誇りに思いますし、世界中の人々に知ってもらうという役割は十分果たせたと思います。

どれくらいの頻度で練習しますか?

(2018年は130以上の空旅をするなど)旅行やAPAのラスベガス大会を運営することで最近は忙しいのですが、家にいる時には1日8時間の練習も珍しくはありません。普通のポケットビリヤードに始まり、トリックショットや3クッションの練習もします。どんなゲーム種目でもストロークの感触を維持してくれると考えていますから!

FlorianKohler

既に多くのことを成し遂げていますが、今後成したい目標は何ですか?

現時点では、YouTubeにおいてチャンネル登録者数100万人に到達し、キュースポーツ初のインフルエンサーになることを視野に入れています。このインタビューの段階では876,000人です。

トリックショットアーティストを志すプレイヤーにどのようなアドバイスをしますか?

クリエイティブになること!トリックショットは自分自身の表現の場です。他のプレイヤーのショットを真似することを手始めとするのは良いでしょう。私の考える熟練した真のトリックショットアーティストとは、既存の限界を超えて新しいショットを生み出す人だと思いますね!

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